システムアドミニストレータの仕事と専門学校一覧

システムアドミニストレータ

仕事の内容

企業内で快適にコンピュータを利用する環境を整える

 企業や団体の中でコンピュータを使った業務がスムーズに行われるように、業務システムを企画・立案、運用、改善するのがシステムアドミニストレータの仕事。
 具体的には社内からの「パソコンに不具合が起きて使えなくなった」「電子メールの送信がうまくいかない」などの声に対応したり、ユーザーIDの管理や外部からの不正アクセスの監視をしたりするなど、広い範囲の業務を担当する。また、会社の情報システムの窓口として、ハードウェアメーカーやソフトウェア会社とシステムの導入や改善について相談することもある。

働き方と生活

システムトラブル発生の場合、休日出勤もある

 情報・IT関連の会社はもちろん、コンピュータやネットワークシステムを利用して業務を行っている一般企業に所属するケースも多い。勤務時間や休日は、所属する会社によって異なるが、プログラマーなどソフトウェアの開発を行う職種と比べると、不規則な生活になることは少ないようだ。ただし、システムトラブルが発生した場合など、休日でも現場に駆けつけることもある。


ふさわしい人

新しい技術に対して旺盛な研究心が必要

 コンピュータを使った情報処理の分野は、技術革新のスピードが速いため、新しい技術への興味を持ち、情報収集や研究努力を続けられる人が向いている。システムの開発者に問題点や要求をうまく相談したり、利用者に改善されたシステムの使い方を説明したりすることが多いため、他の人にうまく意図を伝えるコミュニケーション能力の高さも必要だ。

将来展望

快適なIT環境を支えるため、今後も需要は高い

 業務用ソフトの活用やネットワークシステムの利用など、一般企業でも業務を行うにはコンピュータが必要不可欠なものとなっている。そのなかでトラブルを回避し、快適な作業環境を提供するために、専門的な知識と技能を持っているシステムアドミニストレータへの需要は高く、情報化が進むオフィスを支える役割を今後も期待されるだろう。

収入

勤務先により異なる

関連する学校

地域・都道府県

136件の専門学校

全136件中1〜10件目を表示

関連サイト

独立行政法人 情報処理推進機構 : http://www.ipa.go.jp/

日本システムアドミニストレータ連絡会 : http://www.jsdg.org/