カラーコーディネーターの仕事と専門学校一覧

カラーコーディネーター

仕事の内容

商品のコンセプトに合った色彩を提案する

 住宅や建物の内装や外装、服飾品、家電機器、店舗ディスプレイなど、様々な場面で最適な色の組み合わせを提案するのがカラーコーディネーターの主な仕事だ。
 仕事の進め方は扱う対象によって異なるが、基本的には、その商品のコンセプトを理解するところから、色のイメージを膨らませていく。メインターゲットとなる消費者層や、流行の色やデザインなどの最新の情報について分析し、商品にふさわしい色の設計を見定める。
 最近では、個人を対象に服装や化粧の色についてアドバイスして、その人にふさわしいパーソナルカラーを選定するといった仕事をしている人もいる。

働き方と生活

商品企画やデザインの部門で働いていることが多い

 カラーコーディネーターは、企業内の商品企画部門やデザイン部門などに勤務している。ただし、通常は商品の企画担当者や企業内デザイナーがカラーコーディネーターの業務を兼ねていることがほとんどだ。カラーコンサルティングを専門としている会社に勤務したり、フリーで仕事をしていたりするケースもある。


ふさわしい人

流行や消費者の動向などへの関心が高いことが大切

 色彩は現在の社会の様子を象徴する側面がある。そのため、はやりのファッションや現代の消費者のライフスタイルなどと言った時代の流れに高い関心を持つ人が向いていると言える。常に新しい情報を吸収できる好奇心の高さに加え、企画チーム内で意思疎通を図れるコミュニケーション能力の高さも求められるだろう。

将来展望

色彩についての効用が認知され、ニーズが高まる可能性も

 カラーコーディネーターの業務は、他の職務と兼任されているのが多いのが現状だ。しかし、色が心理的にもたらす影響など、色彩についての効用が認知されるに従い、カラーコーディネーターのように色彩についての知識を持った専門家のニーズが高まる可能性は充分にありうる。

関連する学校

地域・都道府県

62件の専門学校

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関連サイト

東京商工会議所 カラーコーディネーター検定試験 : http://www.kentei.org/color/