和菓子職人の仕事と専門学校一覧

和菓子職人

仕事の内容

数ある和菓子をつくる伝統的な職業

 まんじゅうや羊かん、もなか、せんべいなど様々な和菓子を作る職人が、和菓子職人だ。和菓子は長い歴史と文化によってはぐくまれた、我が国の伝統的なお菓子であり、全日本和菓子協会に加盟している和菓子店だけでも、その数は3000店にのぼる。
 和菓子は大きく「生菓子」「半生菓子」「干菓子」と3つに分けることができ、さらに何種類もの和菓子がある。いずれの和菓子でも、材料選びが製品の風味やよしあしを決めるといっても過言ではない。例えば、まんじゅうの「あん」は、そのまま使う場合もあれば、ごまを加えることで風味を変えて使う場合もある。材料を変化させることで、バラエティに富んだ和菓子を作り分けている。

働き方と生活

活躍の場は全国津々浦々、早朝勤務や交代制も

 活躍の場は、和菓子専門店、和菓子メーカーだけに限らず、喫茶施設を併設する店など多岐にわたる。和菓子店は都市部はもちろんのこと、全国各地に分布しているが、そのほとんどは従業人5人以下の小規模店だ。
 労働条件は店によって異なる。早朝に仕込みを行うこともあるので、交代制となっている場合もある。また繁忙期のお盆や節句の時期、注文の多い時期には、多忙になることもあるようだ。


ふさわしい人

体力と繊細さ、強い意志が必要

 手先の器用さも求められるが、何よりも「和菓子が好き」という気持ちが大切だ。そのうえで、味覚の繊細さや、デザイン、色彩、装飾などの感覚も求められる。また、和菓子は特に季節感が特徴的な菓子なので、普段の生活から何気ない季節の変化を感じる心も必要となる。
 一方、小麦粉や砂糖など、何十キロもある材料をかきまぜて下ごしらえをするなど、体力も求められる。また、一人前になるまでの道のりが長いため、強い意志と忍耐力が必要となる。

将来展望

国内にとどまらずグローバルな活躍も期待できる

 洋菓子などの多種多様なお菓子があふれ、和菓子の人気は押され気味。しかし、日本の季節感や食生活にも定着しているため、今後も和菓子職人の活躍の機会は多いといえる。最近では日本食ブームから、海外に輸出される和菓子もあり、評価も高い。今後はグローバルな活躍も期待できるそうだ。
 力仕事も多いため男性が多い職場だが、最近は女性の進出も目立っており、女性ならではのアイディアや感性が、新商品に反映されることも。

収入

初任給 約15万円(和菓子店での一例)

関連する学校

地域・都道府県

76件の専門学校

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関連サイト

全国和菓子協会 : http://www.wagashi.or.jp/