学校職員の仕事と専門学校一覧

学校職員

仕事の内容

校内の事務手続きにはほとんど携わる

 小学校、中学校、高校、短大、大学、専門学校などに勤務し、学校内の様々な事務や管理業務に携わっているのが学校職員である。学校の規模が大きくなるほど職員数も増え、業務窓口が細かく分かれている。
 具体的な仕事内容は、給与の計算、学籍簿の管理、人事上の事務手続き、各種証明書の発行など、多岐に渡る。
 大学の職員になると、学生課や就職課などの現場担当と、庶務、会計、管財などの管理担当とに完全に分かれていて、管理担当者は学生と直接接することは少なく、一般企業の事務系の仕事と変わらない。

働き方と生活

勤務時間は規則的で残業も少ない

 国公立、私立を問わず、勤務時間はおおむね9時から17時ごろまでと規則的で、残業も少ない場合が多いようだ。
 運動会などの学校行事の際には、土日や祝日に出勤することもある。
 また公立の学校では、小・中学校の間で定期的に異動が行われる。


ふさわしい人

着実な仕事ができて親しみやすいタイプ

 学校職員は、様々な事務や管理業務を担当する、学校運営には欠かせない存在だ。細かな事務処理が多く、金銭を扱うこともあるため、正確かつ着実に仕事ができることが望まれる。
 また、子どもや若者を相手にすることもある仕事なので、気さくで親しみやすいことも条件である。最近はコンピュータを扱う機会も増えているので、機械に強いことも必要だ。

将来展望

学校数減少にもかかわらず人気は高い

 少子化により、今後しばらくは学齢期の子どもの数が増える見込みはなく、学校の数も減少傾向にある。しかし、学校が一般企業のような形で倒産することはあまりなく、その意味では、学校職員は安定した職業の一つと言えるだろう。そのため、近年は特に人気が高まっている。
 今後は時代を反映して、コンピュータに強い人材がいっそう求められていくと考えられる。

収入

初任給 17万~20万円程度(国立学校の場合)

関連する学校

地域・都道府県

56件の専門学校

全56件中1〜10件目を表示

関連サイト

佐賀県学校事務ネットワーク活用研究会 : http://www.ne.jp/asahi/saga/jimunet/

愛知事務研 ナレッジサイト : http://ajimuken.net/portal/

全国学校事務職員制度研究会 : http://www.bekkoame.ne.jp/ha/seidoken/