経営コンサルタントの仕事と専門学校一覧

経営コンサルタント

仕事の内容

会社の経営状態を診断し業績アップにつなげる

 会社や商店などの経営状態を診断し、経営体質の強化や今後の方針について指導やアドバイスをするのが経営コンサルタントだ。クライアント(依頼主)の要望に合わせて、経営の効率化や合理化のための診断、人事や賃金の見直し、設備投資計画の作成などを行う。クライアントが提出する資料では診断材料が足りない場合は、独自に調査も行う。また、企業向けに、従業員の能力開発セミナーの講師を務めることもある。
 企業の経営指導を行うために、日ごろから国内外の経済動向、法規制や法改正の動き、IT関連機器の開発状況、賃金や雇用の動向などの情報を収集・分析し、それを仕事に生かす。

働き方と生活

特定の企業と契約してアドバイスを行うことが多い

 主な職場としては、経営コンサルティング会社やシンクタンクなどが挙げられるが、自分で事務所を開設する場合もある。特定の企業と契約して経営に関するアドバイスを行うほか、講演や本の執筆などで活躍する人もいる。
 クライアントの都合に合わせるため、深夜や休日に仕事をすることもある。


ふさわしい人

これだけはという専門分野があれば強みに

 何よりも大切なのは、企業経営全般についての幅広い経験と知識だ。さらに何かの専門分野に精通していれば強みとなるはずだ。
 企業の問題点を分析するにあたっては、鋭い洞察力と的確な判断力が求められる。また、クライアントから信頼される誠実な人柄であること、企画力、わかりやすく説明する能力、優れた計数能力があることなども条件と言えるだろう。

将来展望

中小企業の活性化に大きな期待

 日本では、中小企業が企業全体の90%以上を占めると言われている。これらの企業の多くは現在、なんらかの課題を抱えて打開策を模索しているため、経営コンサルタントが活躍する機会は大いにあると考えられる。
 企業の競争が激化している今日、経営コンサルタントによる大胆で的確なアドバイスや提案が求められている。

収入

コンサルティング内容により異なる

関連する学校

地域・都道府県

49件の専門学校

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関連サイト

経済産業省 : http://www.meti.go.jp/index.html

(社)中小企業診断協会 : http://www.j-smeca.jp/