スポーツインストラクターの仕事と専門学校一覧

スポーツインストラクター

仕事の内容

科学的なメニューでスポーツを指導する

 最近、健康増進やストレス解消のため、あるいは余暇の有効利用やダイエットなどの目的で、アスレチック、スイミング、エアロビクスなどのトレーニングを楽しむ人が増えている。また、技術力そのもののアップをめざすスポーツ競技人口も増加している。こうした人々を指導する専門家が、スポーツインストラクターである。
 スポーツインストラクターは、型どおりに実技を指導するだけではない。トレーニングが単調にならないように、ゲーム的な要素を取り入れるといった配慮も必要だ。また、科学的に裏づけられたトレーニングメニューを作り、個人の希望や年齢、体力に応じた指導をする。

働き方と生活

スポーツクラブに所属するかフリーで働く

 スポーツクラブに所属するほか、フリーとして複数のクラブをかけ持ちし、レッスンを行うインストラクターもいる。
 スポーツクラブは土日や夜間、早朝から営業しているところもあるので、勤務形態は交代制を採っている。フリーのインストラクターは、契約制で働くことが多い。


ふさわしい人

スポーツと教えることが好きな人に向いている

 スポーツインストラクターになるためには、まずスポーツが好きなことが第一条件である。そして教えることを苦にせず、面倒見がよくて心身共に健康であることが求められる。また、指導するスポーツに関しては、一定水準以上の技術を持っていることが条件である。
 同じことを繰り返し教えることも多いので、粘り強い性格で話し上手なことも大切だ。民間の施設などでは、営業的なセンスも必要になる。

将来展望

スポーツ人口の増加で期待が高まる

 日本人の健康志向は年々上昇し、日常生活にスポーツを取り入れる効用が見直されている。また、レジャーとしてスポーツを楽しむ人も増えており、こうした傾向を反映して、スポーツインストラクターへの期待も高まっている。今後は、特にスポーツ医学などに基づいた科学的な指導ができる人材が求められていくだろう。

収入

初任給 約20万円(大手スポーツクラブの場合)

関連する学校

地域・都道府県

69件の専門学校

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関連サイト

セントラルスポーツ(株) : http://www.central.co.jp/

コナミスポーツクラブ : http://www.konamisportsclub.jp/

e-ヘルスネット : http://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/