ペット業界で働こう~人々の生活に癒しや安らぎを与えるペットたち。それらの動物の世話などに関わるのがペット業界で働く人々です。近年はペットを家族の一員と考える人が増え、それに伴いサービスの多様化が見られます。~

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どんな業界かを知ろう

人々の心をなごませる動物たちの世話をする

 日本ではペットの人気が高く、2017年10月現在、全国で約892万頭の犬と約952万6000頭の猫が飼育されています(※1)。犬や猫以外にも小動物、鳥類、観賞魚もペットとして多く飼育されています。これらの動物の飼育や世話を仕事とするのがペット業界で働く人たちです。ペットショップ店員はもちろん、ペットの病気を治療する獣医師やアニマルヘルステクニシャン(動物看護師)、犬や猫の毛並みを整えて健康管理を行うトリマーなどが代表的な職業です。
また、ほかにも動物関連の職種として、施設で専門的な世話や調教を行う動物飼育係やトレーナーなどもあります。
いずれの仕事も、人の心をなごませ、楽しませてくれる動物を守る大切な仕事といえるでしょう。

※1 社団法人ペットフード協会「全国犬猫飼育実態調査」(2017年度)

ペットの生命や健康を守ることにやりがいがある

 動物を愛する気持ちを持った人が集まる業界なので、毎日仕事として動物と触れ合えるのが魅力といえるでしょう。
 相手は生き物ですから、それぞれに性格や個性も異なります。また、言葉でコミュニケーションが取れるわけではありません。そのため、世話やしつけ、治療がむずかしい場面があります。さらに飼い主にとってペットは家族の一員のような存在なので、その生命や健康を守るのは大きな責任があります。そのような困難や責任感をやりがいと感じている人も多いようです。

ペットの高齢化、サービスの多様化ですそ野は広がっている

 現代ではペットを家族の一員と考える人が多く、ペット人気は続くと考えられます。また、飼育環境が向上したことで、ペットの高齢化が進んでいます。ペットの保険や介護用品、老犬ホーム、葬儀などサービスの需要が伸びることも予想されています。
ペット業界の関連産業としてペットホテル、ペットシッターなどのサービスも、利用者からのニーズも高まっています。今後もペットに関するサービスは広がっていくと考えられます。

動物病院やペットショップ、訓練施設など職場はさまざま

 獣医師やアニマルヘルステクニシャン(動物看護師)は動物病院が職場になります。急患や出産などへの対応で勤務時間は不規則になりがちです。
トリマーはペットショップやペット専門の美容院が主な職場になりますが、独立してフリーのトリマーとして働く人もいるようです。 動物飼育係やトレーナーは、動物園や訓練施設で働きます。これらの職業では勤務時間や休日、働き方はそれぞれの職場によって異なります。

こんな仕事があります!

ひとくちにペット業界といっても、さまざまな仕事があります。
代表的な仕事を挙げてみますので、気になる仕事をクリックして仕事内容をチェックしてみましょう。

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