メカニック業界で働こう~私たちの日常に欠かせない家電や自動車などの機械製品。これらの開発や点検修理を行うのがメカニック業界で働く人々。快適で安全な生活を守る役割を担っています。~

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どんな業界かを知ろう

技術を生かして、機械の製造・保守・点検を行う

 私たちが日常生活を送るうえで、家電製品や精密機械、自動車や飛行機といった輸送用機械などは欠かせません。これらの機械・設備の製造や修理、点検を行うのがメカニック業界で働く人々です。主な職種としては、新しい機械の研究・開発を行う機械系研究・技術者、機器の点検や整備を行う自動車整備士、航空整備士、電気工事士などが挙げられます。いずれの仕事も機械に関する知識と技術を生かして利用者の利便性を追求し、安全を守る大切な仕事と言えるでしょう。

利用者の安全性・利便性の追求がやりがいにつながる

 乗り物の整備は人の命に関わる仕事。また、電気設備に不備があると火災につながる可能性もあります。メカニック業界で働く人々には利用者の安全を守るという責任がありますが、それだけに日々の仕事に達成感ややりがいを感じている人は多いようです。また、事故を未然に防ぐためには、確かな知識と技術が必要とされるため、国家資格取得が必須な職種が多くなっています。
 機械の研究・開発を行う技術者は、自らが構想・設計した機械を世の中に送り出せるというやりがいがあります。メカニック業界に従事している人は、もともと機械いじりが好きな人が多く、機械に対する深い探究心やこだわりを持った人が向いていると言えます。

機器の精密化や新技術への対応が求められる

機械の整備・保守・点検を行う仕事は、私たちの生活の安全を守るために絶対に必要なものです。そのため、これらの仕事に従事する人は、今後も一定の需要があるでしょう。なお、自動車整備士に関しては、近年、整備士数が減っており、平均年齢も上がってきていることから、若い人材が必要とされています。
産業界では機器の精密化や新しい技術の導入が盛んであるため、新技術にいち早く対応できる人材が求められていくでしょう。

職場や就業形態は職種によって様々

 メカニック業界で働く人々の職場は、職種によって様々です。自動車整備士は整備工場やディーラーで働く場合が多く、航空整備士は全国の空港が職場になります。また、電気工事士は電気工事会社やビル管理会社で働くのが一般的です。機械系研究・技術者は機械関係のメーカーなど、民間企業で幅広く活躍しています。
 航空整備士の場合、飛行機の運行時間に合わせて機体を整備する必要があるため、24時間体勢のシフト制を採用している職場も多くあります。また、電気整備士は、昼間に工事ができない場合は、夜勤があることもあります。
 機械系研究・技術者は所属する会社によって勤務時間が異なりますが、製品の納期が迫っている場合は残業が続くこともあります。

こんな仕事があります!

ひとくちにメカニック業界といっても、さまざまな仕事があります。
代表的な仕事を挙げてみますので、気になる仕事をクリックして仕事内容をチェックしてみましょう。

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