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裁判官

仕事の内容

厳正中立な立場で公正な判決を下す

 裁判官は、刑事訴訟や民事訴訟などで両当事者の主張を聞いて真相を明らかにし、公正な判決を下す。特に刑事訴訟では、裁判官の判決は当事者の将来を大きく左右し、時には人命にもかかわるだけに、法廷に提出された様々な証拠を慎重に調べ、徹底的に真相を究明し、法に照らして正しい判決を下さなければならない。
 下した判決は、判例として以後の裁判にも影響する。社会秩序を維持するうえで重要な役割を担う裁判官は、「法の番人」と呼ばれている。
 裁判官も一般の公務員と同様、毎日、裁判所に登庁して、法廷で審理したり、裁判記録を調べたり、判決の起案を行ったりしている。

働き方と生活

重要な職務だけに身分は保障されている

 裁判官として選任されると、新任判事補として各裁判所に配属される。勤務時間に決まりはないが、公正な判断を下すためには、事件記録を読み込むなど膨大な作業が必要となり、一般的にかなりの激務だ。なお、裁判の公正を保つため、裁判官は一定の条件によらなければ罷免されないなど、高い身分保障が与えられている。


ふさわしい人

人を裁く重圧に負けない精神力が大切

 法廷での判決は人の運命を左右する。したがって、裁判官は常に公明正大で、冷静な判断力を持ち、他人の意見や外部からの圧力に惑わされない精神的な強さを備えていなければならない。
 また、正しい判決を下すためには、日ごろから法律の研究や判例の分析を行うなど、仕事に対する熱意を保ち続けることが必要だ。
 裁判官は精神的な強さと高い見識を兼ね備えていなくては務まらない。

将来展望

試験制度改正などで司法改革が進められる

 日本は国民1人当たりの法曹(裁判官・検察官・弁護士)の数がほかの先進国に比べて少なく、裁判が長期化したり、裁判費用が高くなったりするなどの問題が起きている。こうした状況を改善するため、司法試験制度の改正や裁判員制度(2009年5月21日から実施)の導入など、司法改革が進められている。

収入

初任給 約31万5000円(調整手当込み・2008年度)

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関連サイト

裁判所 : http://www.courts.go.jp/

日本裁判官ネットワーク : http://www.j-j-n.com/

法務省 : http://www.moj.go.jp/

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