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検察官

仕事の内容

犯罪を捜査し被疑者を起訴する

 検察官(検事)は強盗、殺人、汚職、脱税などの刑事事件が発生すると、自ら事件の捜査に当たる。そして調査、検討を重ね、起訴・不起訴を決める。被疑者を起訴する必要がある場合は、公訴して裁判所に被告人の処罰を求める。
 刑事裁判では、検察官は被告人の犯罪がどの法律に触れるかを明らかにするため、起訴状の朗読と犯罪の詳細な状況を明らかにする冒頭陳述を行い、証拠を提出する。そして被告人の弁護士の反論や証拠の提出が終わったあと、どれくらいの刑が適切かを示す求刑を行う。そのため、公判に備えて証拠を固めたり、法廷で証言する証人を選んだり、過去の判例を調べたりする。

働き方と生活

最初の10年程度は数年おきに異動する

 検察官の仕事は激務だ。勤務時間は9時半から5時半までが一般的だが、捜査の状況によっては、深夜まで取り調べが続いたり、休日返上になったりすることもある。
 勤務先は、各地の地方検察庁に配属されてから、最初の10年程度は数年おきに異動するのが通例となっている。


ふさわしい人

的確な判断力とバイタリティー

 捜査では限られた時間の中で事実関係を明らかにしなければならないので、機敏な行動力と的確な判断力が要求される。さらに、裁判の審理では状況が目まぐるしく変わるため、これに対応できる論理的で機転の利く思考力も必要だ。
 一方、被疑者や参考人に対しては、厳しさや観察力と共に、人間としての温かさも欠かせない。チームを組んで捜査に当たるため、協調性も必要だ。また深夜に及ぶ激務の中で、公正で的確な判断を下すためには、体力や気力も大切だ。

将来展望

国際化が進む中で活躍の場が広がる

 近年、外国人による犯罪の増加など、犯罪も国際化しており、これからの検察官には、優れた国際感覚や語学力が求められる。
 また、検察官が大使館や研究施設で仕事をするといったことも行われるようになっており、活躍の場はますます広がっている。

収入

初任給 約32万円(調整手当込み・2008年度)

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